漏水

コンクリート使用のマンションでも水漏れ!?原因や対処法を紹介

コンクリート使用のマンションでも水漏れ!?原因や対処法を紹介

この記事を読むのに
必要な時間は約 5 分です。

コンクリートで造られたマンションでも、水漏れが発生することをご存知でしょうか。

木造アパートは、水回りのトラブルがあった時に水漏れを起こしやすいことが容易に想像できます。

しかし、それに比べると、コンクリートで作られたマンションは水漏れとは縁がないように思ってしまいがちですよね。

そこで今回は、コンクリートで作られたマンションで水漏れが起こった時の原因と対処法について、解説していきます。



コンクリートは水を通すもの

コンクリートは水を通すもの

コンクリートで作られたマンションの種類には、鉄筋コンクリート(RC造)と、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)があります。
RC造は低層階から中層階、SRC造は高層階に使われることが多くなっています。

どちらも見た目から、水を通さないイメージがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際にはコンクリートは水を通します。
とは言っても、その量はごく僅かで目には見えません。

コンクリートを顕微鏡で拡大するとよく分かるのですが、コンクリートには小さな穴や隙間がいくつもあり、そこから水が染み込んでいきます。

ただし、コンクリートは分厚いので、染み込んだ水は表面から出てくる前に蒸発してしまいます。 そのため、水を全く通さないように見えるのです。

コンクリート造マンションの水漏れの原因

コンクリートのマンションで水漏れが起こる場合、どんな原因があるのでしょうか。

よくある4つの原因を見ていきましょう。

ひび割れ

コンクリート造マンションの水漏れの原因の1つは、コンクリートのひび割れです。

前述したとおり、コンクリートには小さな穴や隙間が存在するため、そこから水を通します。

コンクリートに元からある穴や隙間はごく小さなものですが、これが大きくなれば当然、水を通しやすくなってしまいます。

コンクリートのひび割れは水漏れの他にも、建物の強度自体に影響を及ぼす可能性があるので、発見した場合は必ず管理会社や大家さんに相談するようにしましょう。

水回りのトラブルによる大量の水

コンクリート自体に異常がなくても、大量の水が染み込むことによって、下の階に水漏れ被害を与えてしまう場合があります。

例えば、以下のようなトラブルがあります。

  • お風呂のお湯張りをしている最中に寝てしまった
  • 洗濯機のホースが外れていることに気がつかずに使用してしまった
  • トイレをつまらせてしまい、そのまま流したら水が溢れた

このような不注意による水のトラブルによって、上の階から下の階に被害が拡大してしまうのです。

大量の水が床や壁に染み込めば、コンクリート造も木造も関係なく、水漏れが発生します。

雨漏り

コンクリートの壁や天井から雨漏りが発生することもあります。

主な原因は、屋上や屋根に設置された防水層やパラペット(屋上やベランダの淵の立ち上がり部分)のひび割れです。

防水層やパラペットが劣化すると、ひび割れが発生し、破損に繋がります。

生えた雑草の根が防水層を傷つける場合があるので、雑草が生えてしまったらすぐに除去するようにしましょう。

また、雨水用の排水口に泥や枯れ葉、ゴミなどがつまって水が溜まり、防水層の傷みにつながるケースがあります。

結露

実は結露も、コンクリートの水漏れの原因になり得ます。
結露は、空気中に含まれている水蒸気が冷やされ、水に戻ることで発生します。

結露によってコンクリートが水漏れを起こす環境であるということは、空気中の水分量がかなり多いということになるので、カビも発生しやすいと言えます。

結露を防止するためには、まず、室内の水分量を減らすことが大事です。
除湿や換気を定期的に行いましょう。

また、コンクリートと空気の温度差をなくすことも効果的です。

そのために一役買うのが、断熱材です。
自宅のコンクリートに備わっていない場合は、工事を考えてみましょう。

コンクリートのマンションの水漏れを防ぐには?

まず自分の意識で防げるものとしては、自分の過失による水回りのトラブルが原因で起こる水漏れです。

お風呂のお湯が溜まるまで、うっかり寝落ちてしまわないように体を動かせる家事などをすることや、洗濯機を回す前にホースを確認するなどして、異常が起きてもすぐに排水を止められるようにしておくといった工夫をしましょう。

また、トイレや排水口のつまりを放っておくと、大きなトラブルにつながりやすくなります。排水した時に違和感を感じたら、原因を突き止めましょう。

一人で解決できそうになければ、速やかに業者に依頼することをおすすめします。

また、排水管や屋上などの共有部分からの水漏れを防ぐためには、定期的な点検やメンテナンスが必要になります。

こればかりは、建物を管理している側の問題になりますので、自分だけで対応するのは難しくなってしまいます。

しかし、点検が行われていないことが原因でマンション設備が破損し、水漏れが起こったとしても、過度な心配はしなくて大丈夫でしょう。

点検を怠った管理者側の責任になるため、修理費などは補償されます。

まとめ

まとめ

コンクリート造のマンションでも、木造建築と同じような原因で水漏れすることがあると聞いて、驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

全てのコンクリートが水を通さないのではなく、水を通さないように加工されたコンクリートが存在しているだけなのです。

水漏れを防ぐためには、建物の構造を正しく理解し、日頃からできる対策を心がけるのがいいでしょう。





この記事に対するご感想を教えてください
  • 役に立った (0)
  • 普通 (0)
  • 役に立たなかった (0)
PAGE TOP
ページ上部へ