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必要な時間は約 8 分です。
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キッチンで突然水漏れやつまりなど様々なトラブルが起きると、すぐに対処できず悩んでいる方もいるかと思います。
そこで今回はキッチンのトラブルに対して、今すぐできる対処法を中心にご紹介していきます。
まずはキッチンの水漏れに関する対処法からご紹介していきます。
キッチンで起きる水漏れは、蛇口から起きるものと考えやすいものですが、実際は蛇口以外の箇所も水漏れするので注意が必要です。
まずは、パッキンの交換方法について解説します。
ですので、締め直してみましょう。
シンク下には、排水管だけでなく排水パイプやホースがあるので、それぞれの交換や修理方法を覚えておきましょう。
シンク下には排水パイプと排水ホース、2種類のどちらかが接続されています。
そして排水パイプは塩ビ管や金属製でできていて、排水ホースはビニール製で尚且つ蛇腹状です。
まず排水パイプは、基本的に繋ぎ目にあるナットの緩みが原因で水漏れしやすいです。
ですので、排水パイプにあるナットを各部締め直してみましょう。
一方排水ホースの水漏れは、素材自体が柔らかく劣化しやすいのです。
新品の排水ホースを購入し、排水トラップやシンクに残った水を取り除きつつ、古い排水ホースを外します。
そして新品の排水ホースを接続すれば交換完了です。
接続方法は、メーカーによってネジ締めや差し込みなどがあります。
また、シンクの排水口にあるパッキンの劣化で、水漏れすることもあります。
その場合は、排水口のゴミ受けと椀、排水トラップを外して、古いパッキンと新品のパッキンを交換すれば完了です。
そしてキッチンの水漏れトラブルは給水管が原因の場合もあり、ナットの緩みやパッキンの経年劣化などが多いです。
それでは給水管の水漏れに関する対処法を解説します。
給水管のナットが緩んでいる場合は、止水栓を締めた上で水漏れした箇所のナットをモンキーレンチで締め直します。
また、止水栓を締めた後でも、残った水が漏れ出ることがあるので雑巾やバケツを用意しておきましょう。
経年劣化や破損で給水管の交換が必要な場合は、自力で修理できないことがほとんどです。
その場合は防水テープで応急処置を施し、水道トラブルの専門業者に依頼することをおすすめします。
それでは排水口と排水管のつまりに関する対処法を、それぞれご紹介していきます。
排水口のつまりとは、入り口付近と排水トラップで起こるつまりで主に食べ物のカスや油、そしてヌメリなどが溜まり発生します。
対処法は自宅にあるものでできますよ。
まずは、排水口のゴミ受けや排水トラップ内にある椀を外します。
そして、重曹とお酢を混ぜたものを排水口に流し込み、ゴミ受けや椀にも全体にまんべんなくかけます。
5分程度待ち、あとは使い古しの歯ブラシやスポンジで細かな汚れを取りながら、水で洗い流し完了です。
そして排水管の場合は手が届かないので、排水口の対処法とは違う方法です。
排水管のつまりには、市販のパイプ洗浄剤とピーピースルーを使い溶かしながら除去・洗浄します。
また、洗浄能力の強さでは、ピーピースルーが優れているものの、皮膚を溶かすなど人体への影響もあるので、取り扱いには要注意です。
一般のパイプ洗浄剤の使い方ですが、直接排水管に流し込み指定の時間までつけ置きします。
そして、つけ置き後は各洗浄剤の指示に従って水もしくはお湯を流し、洗浄完了となります。
一方ピーピースルーの場合は、タイプによって使い方違うのが特徴です。
ここではピーピースルーFの洗浄方法をご紹介します。
ピーピースルーFは粒になっているので、排水口の周りに掛けたのちにお湯をかけ、排水口に流してしまわないように、つけ置きしましょう。
1時間後に水を流し、溶かした油や食べ物のカスと一緒に除去します。
しかし油の塊(スカム)の場合は、一般のパイプ洗浄剤などでは溶けないため、専門業者に除去してもらう方がスムーズにつまりを解消できます。
そこで、キッチン臭いトラブルの原因と対象法について、詳しく解説します。
なぜなら、油や洗剤、食べ物のカスやヌメリなどが排水口に付着しているからです。
主に食べ物のカスや油、ヌメリや雑菌などが大量に付着しています。
台拭きやスポンジからの臭いの原因は、食べ物のカスや油などによって雑菌が繁殖するからです。
また、水が多少残っていると、更に雑菌の繁殖に繋がります。
キッチンの排水口や排水管には漂白剤やパイプ洗浄剤、そして台拭きやスポンジの臭いトラブルには、熱湯や漂白剤がおすすめです。
熱湯は加熱殺菌、漂白剤は殺菌・除菌効果があります。
しかし、キッチンの排水口や排水管に熱湯を流してはいけません。
塩ビ管(耐熱60度程度まで)が熱で変形したり溶けたりする可能性があるからです。
排水口や台拭き・スポンジに漂白剤を使用する時は、漂白剤の混ぜたお湯につけ置き(10分程度)し、その後水で洗い流します。
熱湯処理の場合は台拭きやスポンジのみ可能で、重曹を少量入れた熱湯に数分くぐらせます。
排水管はパイプ洗浄剤を流し込み、各洗浄剤の指示に沿って一定時間つけ置きした後に洗い流すだけです。
臭いの原因は、水きりせず食べ物のカスや油を長時間放置したことで、雑菌が繁殖しているためです。
三角コーナーの臭いトラブルは対処が難しいです。
なぜなら、三角コーナーはシンク内にあり、乾燥した環境で置けないからです。
強いて言えば、料理後などにできるだけ水を切りましょう。
また、可能であれば三角コーナーを作らず、ごみ箱を使用することをおすすめします。
たとえば油の塊(スカム)によるつまりの場合は、パイプ洗浄剤やピーピースルーでも除去できない程固まっています。
この場合は、業務用のポンプや高圧洗浄機など、専門業者で取り扱っている機器・薬剤でしか解決できないことがほとんどです。
キッチンのトラブルに対処できないと判断できたら、水道トラブルの専門業者に依頼することをおすすめします。
つまりや臭い・水漏れは放置していると更に悪化するので、早めの対処が大切ですよ。
そこで今回はキッチンのトラブルに対して、今すぐできる対処法を中心にご紹介していきます。
キッチンの水漏れ編
キッチンで起きる水漏れは、蛇口から起きるものと考えやすいものですが、実際は蛇口以外の箇所も水漏れするので注意が必要です。
蛇口からの水漏れ
蛇口からの水漏れは、主に以下のような破損・不具合が原因です。- 蛇口のハンドル部にあるパッキンの破損や経年劣化
- ナットの緩み(ハンドル混合水栓)
- バルブカートリッジの破損や経年劣化(シングルレバー混合水栓)
対処法
- シングルレバー混合水栓かハンドル混合水栓のどちらか確認
- 水栓レバーのキャップを外す
- シングルレバー混合水栓であればバルブカートリッジも外す。
ハンドル混合水栓の場合はハンドルを外す。 - シングルレバー混合水栓はゴムパッキン1種類を交換。
ハンドル混合水栓の場合は三角パッキンとコマパッキンの2種類があるので両方交換。 - 逆の手順で部品を装着・固定。
- 固定具のレバーハンドル上部を外す
- スパウト(水が出る所)を反時計回りに回して外す
- バルブカートリッジは固定されていないので引き抜き、新品のバルブカートリッジを差し込む。
- 逆の手順で部品を固定。
ですので、締め直してみましょう。
シンク下からの水漏れ
キッチンの水漏れトラブルとして、シンク下から発生することも多いです。シンク下には、排水管だけでなく排水パイプやホースがあるので、それぞれの交換や修理方法を覚えておきましょう。
対処法
そして排水パイプは塩ビ管や金属製でできていて、排水ホースはビニール製で尚且つ蛇腹状です。
まず排水パイプは、基本的に繋ぎ目にあるナットの緩みが原因で水漏れしやすいです。
ですので、排水パイプにあるナットを各部締め直してみましょう。
一方排水ホースの水漏れは、素材自体が柔らかく劣化しやすいのです。
新品の排水ホースを購入し、排水トラップやシンクに残った水を取り除きつつ、古い排水ホースを外します。
そして新品の排水ホースを接続すれば交換完了です。
接続方法は、メーカーによってネジ締めや差し込みなどがあります。
また、シンクの排水口にあるパッキンの劣化で、水漏れすることもあります。
その場合は、排水口のゴミ受けと椀、排水トラップを外して、古いパッキンと新品のパッキンを交換すれば完了です。
給水管からの水漏れ
キッチンのシンク下には蛇口へ水を供給する、「給水管」と呼ばれるパイプも通っています。そしてキッチンの水漏れトラブルは給水管が原因の場合もあり、ナットの緩みやパッキンの経年劣化などが多いです。
それでは給水管の水漏れに関する対処法を解説します。
対処法
また、止水栓を締めた後でも、残った水が漏れ出ることがあるので雑巾やバケツを用意しておきましょう。
経年劣化や破損で給水管の交換が必要な場合は、自力で修理できないことがほとんどです。
その場合は防水テープで応急処置を施し、水道トラブルの専門業者に依頼することをおすすめします。
キッチンのつまり編
キッチンのつまりに関するトラブルは、排水口と排水管の2種類になります。それでは排水口と排水管のつまりに関する対処法を、それぞれご紹介していきます。
排水口のつまり
キッチントラブルでよくあるのが、排水口のつまりです。排水口のつまりとは、入り口付近と排水トラップで起こるつまりで主に食べ物のカスや油、そしてヌメリなどが溜まり発生します。
対処法は自宅にあるものでできますよ。
対処法
そして、重曹とお酢を混ぜたものを排水口に流し込み、ゴミ受けや椀にも全体にまんべんなくかけます。
5分程度待ち、あとは使い古しの歯ブラシやスポンジで細かな汚れを取りながら、水で洗い流し完了です。
排水管のつまり
キッチントラブルであるつまりは、排水口だけでなく排水管の中にも発生します。そして排水管の場合は手が届かないので、排水口の対処法とは違う方法です。
対処法
また、洗浄能力の強さでは、ピーピースルーが優れているものの、皮膚を溶かすなど人体への影響もあるので、取り扱いには要注意です。
一般のパイプ洗浄剤の使い方ですが、直接排水管に流し込み指定の時間までつけ置きします。
そして、つけ置き後は各洗浄剤の指示に従って水もしくはお湯を流し、洗浄完了となります。
一方ピーピースルーの場合は、タイプによって使い方違うのが特徴です。
ここではピーピースルーFの洗浄方法をご紹介します。
ピーピースルーFは粒になっているので、排水口の周りに掛けたのちにお湯をかけ、排水口に流してしまわないように、つけ置きしましょう。
1時間後に水を流し、溶かした油や食べ物のカスと一緒に除去します。
しかし油の塊(スカム)の場合は、一般のパイプ洗浄剤などでは溶けないため、専門業者に除去してもらう方がスムーズにつまりを解消できます。
キッチンの臭い編
キッチンの臭いトラブルは、排水口や排水管だけでなく台吹きやスポンジなど、シンク周りの様々な箇所で起きます。そこで、キッチン臭いトラブルの原因と対象法について、詳しく解説します。
排水口からの臭い
キッチンの排水口からの臭いトラブルは、基本的につまりと同時に発生しています。なぜなら、油や洗剤、食べ物のカスやヌメリなどが排水口に付着しているからです。
排水管からの臭い
キッチンの排水管から臭いが発生している場合も、排水口と同じくつまりと同じ原因です。主に食べ物のカスや油、ヌメリや雑菌などが大量に付着しています。
台拭きやスポンジからの臭い
キッチンに置いている台吹きをはじめ、食器洗いやシンク掃除に使用しているスポンジからも臭いが発生しています。台拭きやスポンジからの臭いの原因は、食べ物のカスや油などによって雑菌が繁殖するからです。
また、水が多少残っていると、更に雑菌の繁殖に繋がります。
対処法
熱湯は加熱殺菌、漂白剤は殺菌・除菌効果があります。
しかし、キッチンの排水口や排水管に熱湯を流してはいけません。
塩ビ管(耐熱60度程度まで)が熱で変形したり溶けたりする可能性があるからです。
排水口や台拭き・スポンジに漂白剤を使用する時は、漂白剤の混ぜたお湯につけ置き(10分程度)し、その後水で洗い流します。
熱湯処理の場合は台拭きやスポンジのみ可能で、重曹を少量入れた熱湯に数分くぐらせます。
排水管はパイプ洗浄剤を流し込み、各洗浄剤の指示に沿って一定時間つけ置きした後に洗い流すだけです。
三角コーナーからの臭い
キッチンの三角コーナーからも、油や生ごみなどが混ざった臭いが発生します。臭いの原因は、水きりせず食べ物のカスや油を長時間放置したことで、雑菌が繁殖しているためです。
対処法
なぜなら、三角コーナーはシンク内にあり、乾燥した環境で置けないからです。
強いて言えば、料理後などにできるだけ水を切りましょう。
また、可能であれば三角コーナーを作らず、ごみ箱を使用することをおすすめします。
まとめ
ここまでキッチンの臭いやつまりなどのトラブルについて、原因と対処法をお伝えしてきましたが、必ずしも自力で解決できるわけではありません。たとえば油の塊(スカム)によるつまりの場合は、パイプ洗浄剤やピーピースルーでも除去できない程固まっています。
この場合は、業務用のポンプや高圧洗浄機など、専門業者で取り扱っている機器・薬剤でしか解決できないことがほとんどです。
キッチンのトラブルに対処できないと判断できたら、水道トラブルの専門業者に依頼することをおすすめします。
つまりや臭い・水漏れは放置していると更に悪化するので、早めの対処が大切ですよ。