給湯器

お湯が出ない・水温が安定しない等の給湯器の故障やトラブル

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2018年9月更新

給湯器の症状別の対処法

お風呂や、水道でのお湯を沸かしたりと、日々の生活でとても重要な機器である給湯器。給湯器の耐久年数は、大体10年前後となっており、長い年数給湯器を使用していると、内部の水漏れや、異臭や異音など様々な症状が出てくると思います。これによって、お湯が出なかったり、水温が安定して出なかったりと日々の生活に支障が出てしまいます。もしこのような症状を確認した場合は、給湯器の交換時期となります。
今回、水道救急センターでは給湯器の様々な症状の対処法や、交換に関するご紹介をしていきます。





給湯器の故障と主な原因

給湯器の突然の故障などにより、正常に動作しなくなってしまいますと、お風呂や、シャワーが使えなくなってしまうなどの日々の生活に支障をきたしてしまいます。冬の季節の故障や、台所、入浴中など給湯器を使用中の急な故障は知識がないと対処も難しく大変困ります。
そこでまずは、給湯器の故障した際にはどのような症状が発生し、故障の主な原因はどのようなものなのか、特に多い給湯器の故障の例をご紹介します。



お湯が供給されなくなってしまう

給湯器の故障で一番多い症状が、お湯が出なくなってしまう事でしょう。正常に動作していれば、蛇口やシャワーなど、温度を設定すればお湯になって出てくるはずですが、故障によって水しか出なくなってしまうといったケースです。

この症状の原因として有力なのは、ガスの遮断や断水、またLPガスの残量不足や、冬季などによくある凍結による水が出ないといったケースが当てはまります。 ガスが遮断されているのであれば、ガスの元栓を止め、ガスメーカーについている復帰ボタンを1回押します。赤ランプが点滅後、再びガスがきちんと供給される場合がありますので、試してみてください。




給湯器が点火しない

給湯器のトラブルで次に多い症状は、点火しなくなってしまうケースです。給湯器は、バーナーに点火することでお湯を排出しますが、故障により点火できなくなってしまうとお湯を作り出すことができなくなってしまいます。原因として考えられるのが、1時間以上連続でガスを使用し、自動的にガスの元栓の安全装置が作動してストップしてしまっているケースがあります。この場合はガスの復帰手順により正常に動作するようになります。 LPガスの不足による場合には、ガス会社へ連絡し、ガスボンベの交換を行うことで解決します。
これに当てはまらず、異常が他にない場合は、センサーと、ガス漏れを確認してガス会社へ連絡し現状を伝えましょう。




給湯器内部からの水漏れ

長い年月使っている給湯器の場合、内部の配管やパッキンが経年劣化が起こり、給湯器本体から水漏れが発生する事があります。この場合は給湯器の知識がないまま無理に修理しようとすると思わぬ不良動作などの二次的な被害が起こってしまうなど、大変危険ですので、業者に連絡して検査してもらうようにしてください。

購入したばかりでこの症状が見られる場合は、初期不良の可能性がありますので、購入した店舗か取り付けした業者に連絡を取り、交換、修理してもらうよう依頼してください。
給湯器の機能として、給油機内部に高い圧力が生じた際に、加圧防止安全機能が作動したために内部の水抜きを行っている場合もあります。この場合は安全機能の動作が完了すると元に戻ります。


給湯器の修理または交換の判断

給湯器が故障した場合、本体の修理が必要なのか、それとも交換が必要なのか、知識がないとどちらか判断がつかないと思いますが、分からないまま自分で判断してしまうと無駄に修理費が掛かってしまう事があります。修理または交換については以下のようになります。



故障の原因での判断

給湯器の故障の場合は販売メーカーに依頼して故障の詳しい原因を明確にし、原因にあった対処が必要になります。
部品のトラブルの場合は、部品交換だけで済むので、修理で終わらせる方が費用が安く済む場合があります。メーカー判断の故障原因によって、修理と交換のどちらが良いか、費用と使用した期間や給湯器内部の劣化状態などから対応してくれますので、それを参考に交換か修理を決定します。経過年数が経ってなくても、使用環境によっては劣化が進んでいることもありますので、故障箇所によっては、修理に多額の費用がかかることが多いので、費用についてはメーカーに確認するようにしてください。




給湯器の耐用年数

給湯器の耐用年数は10数年程が目安となります。使用年数や、使用状況により劣化速度は様々ですが、経年劣化でパッキンの損傷や、その他の部品に寿命が来ていることもあります。給湯器の使用限界を考え、一時的な修理で使用するよりも、新しいものに交換した方が経済的だと言えます。交換の部品代のみでも高額な費用を請求されることもありますので、修理と交換の費用を比較できるようメーカーとの相談をしっかり行ってください。


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