この記事を読むのに
必要な時間は約 8 分です。
必要な時間は約 8 分です。
トイレの水が逆流してしまい、困っていませんか?
本記事ではトイレが逆流したらどうするべきなのか、原因と対応策について詳しくお伝えしていきます。
是非、参考に目を通してみてください。
まずは、どのような原因が、自宅のトイレと関連しているのか改めて考えてみてください。
それでは各原因の詳しい現象についてお伝えしていきます。
そして便器の奥に詰まる異物としては、以下のようなものが主に挙げられます。
便器の奥に詰まる異物として考えられるものは、排泄物です。あまりイメージしたくありませんが、一回の排泄物の量が多すぎるとトイレの水では流しきれず、さらに便器の奥に詰まることがあります。
また、排泄物と共にトイレットペーパーの使用量が多すぎると、トイレつまりが起きる可能性はより高まります。
トイレットペーパーをたくさん使う際は、水を小まめに流すなどして、トラブルを少しでも減らしましょう。
便器へ水に溶けない異物を入れてしまうと、詰まりの原因になり逆流してしまいます。
ゴミやトイレ掃除に使用したシートなどを入れてしまっている場合は、トイレの逆流に繋がるのでやめましょう。
本記事ではトイレが逆流したらどうするべきなのか、原因と対応策について詳しくお伝えしていきます。
是非、参考に目を通してみてください。
トイレが逆流する主な原因
トイレが逆流する主な原因は、以下のような現象が関係しています。まずは、どのような原因が、自宅のトイレと関連しているのか改めて考えてみてください。
- 便器内に異物が詰まることで水が流れず逆流
- 排水口が詰まることでトイレへ逆流
- 災害などトイレや排水口以外の事象でトイレへ逆流
それでは各原因の詳しい現象についてお伝えしていきます。
便器の奥で異物が詰まっている
普段トイレを利用していると意識しませんが、便器の奥は比較的狭まっている形状ですので、詰まることも珍しくありません。そして便器の奥に詰まる異物としては、以下のようなものが主に挙げられます。
- 排泄物
- 水に溶けない異物
- ペン、おもちゃ
- 吸水性の高いもの
排泄物
また、排泄物と共にトイレットペーパーの使用量が多すぎると、トイレつまりが起きる可能性はより高まります。
トイレットペーパーをたくさん使う際は、水を小まめに流すなどして、トラブルを少しでも減らしましょう。
水に溶けない異物
ゴミやトイレ掃除に使用したシートなどを入れてしまっている場合は、トイレの逆流に繋がるのでやめましょう。
ペン、おもちゃなど
お子さんがいる家庭などでは、子供が誤っておもちゃなどを流してしまう可能性があります。
固形物をつまらせてしまうと場合によっては取り返しのつかない事態にまで発展する恐れがあるので、お子さんがいる家庭は注意しなくてはなりません。
固形物をつまらせてしまうと場合によっては取り返しのつかない事態にまで発展する恐れがあるので、お子さんがいる家庭は注意しなくてはなりません。
生理用品等の吸水性が高いもの
生理用品など吸水性の高い製品を便器に流してしまうと、水を吸収して便器の奥に壁を作ってしまいます。
ですので、トイレの水が逆流する前に、生理用品など吸水性の高い製品を流していないか確認してみましょう。
トイレの水が逆流した際に、無理に水で流そうとしたり取り出そうとしてみたりすると、奥に入り込み排水口で詰まります。
また、排水口は外からだと内部を把握できないので、どのような状況か分かりにくいです。
たとえば豪雨によって排水処理が追い付かなかったり、マンホールに大量の水や砂が急激に入り込んだりすることで、各家庭のトイレへ逆流することがあります。
ラバーカップとは、文字通り先端がカップ状になった掃除用具で、学校のトイレなどで見かけたことがあるのではないでしょうか。
詰まりを取る具体的な方法を以下にご紹介します。
ですので、引き抜く際は、一気に行うと取り出しやすくなります。
トイレの逆流を自分で解決する方法2つ目は、重曹と酢を使って異物を溶かします。
トイレ用の洗浄剤があれば、異物や汚れを溶かして流せるのでそちらを活用するのがおすすめです。
しかし、洗浄剤が無い場合は重曹に酢を入れることで、性質が変わり異物を溶かす作用を持つので洗浄剤代わりになります。
流し込んだ直後は、まだ溶けていません。
トイレットペーパーなど、お湯で溶かしやすいもの限定ですので、おもちゃなどの異物に対して効果は期待できません。
また、80度や90度などの熱湯を便器に流してしまうと、急激な温度変化でヒビや変形の可能性があるので注意が必要です。
使い方としては先端についたゴム製のカップをシンクに押し当て、その状態でハンドルを押すことによって水圧を上昇させていきます。
そしてハンドルを引くことによって、一気に水が引き上げられ、排水口の中に潜む物質を強制的に取り出すことができます。
ワイヤーブラシの先端を排水口内に差し込み、その状態で手元のハンドルを回すことによって、内部に蓄積した汚れを除去することができます。
ワイヤーブラシにはステンレンス、アルミ、ナイロンなどさまざまな種類があり、モノによって特徴や用途が変わってきます。
また、中にはトーラーと呼ばれるワイヤーブラシが中に収納された大型の機械も存在します。
ワイヤーを回転させながら排水口の中に挿入することで、内部に溜まったヘドロなどの汚れを粉砕することができます。
ですので、どうしても直りそうにないという場合は、水道業者に修理を依頼することをオススメします。
水道業者は水回りのトラブルに関するプロフェッショナルですので、専門知識と経験、そして専用の器具など使い適切な対処を施してくれます。
悪化させてしまってから業者に頼むと、さらに費用が掛かってしまうので、直りそうにない場合は迷わず業者に依頼することが大切です。
便器の入り口付近であれば、ラバーカップなどで取り除くことは可能です。しかし、排水口など便器の奥に入り込んだ場合は、重曹などを用いても流れない場合があります。
プロの専門業者であれば、さまざまな状況や便器の形状に応じて対処法を知っているので、都度適切な方法で異物を取り除くことが可能です。
状況が分からない場合は無理に自分で対処せず、水道業者に頼みましょう。
ラバーカップの使い方を間違えると、かえって便器の奥に押し込んでしまいます。また、異物を取り除いたはずなのに、トイレの逆流が止まらない場合は別の異物がまだ詰まっている可能性があります。
自力では対処が難しいものの無理に作業した結果、悪化させてしまい業者に頼んだ時には作業量も増えて料金が高くなってしまいます。
後々になって取り返しのつかない事態にならないよう、日頃から早期対応を心がけておきましょう。
もし色々な方法を試した結果、直りそうにない場合は、すぐに水道業者に依頼しましょう。
水道業者は水回りのトラブルに関するプロですので、依頼すれば直ちにトラブルの対処を行なってくれます。
ですので、トイレの水が逆流する前に、生理用品など吸水性の高い製品を流していないか確認してみましょう。
排水口が詰まっている
トイレの逆流は、便器内の奥まで異物が入り込む、排水口の詰まりも原因の1つです。トイレの水が逆流した際に、無理に水で流そうとしたり取り出そうとしてみたりすると、奥に入り込み排水口で詰まります。
また、排水口は外からだと内部を把握できないので、どのような状況か分かりにくいです。
災害等
トイレの水が逆流する原因は、異物を落とす・入れることがほとんどですが、他にも災害等の外的要因もその1つです。たとえば豪雨によって排水処理が追い付かなかったり、マンホールに大量の水や砂が急激に入り込んだりすることで、各家庭のトイレへ逆流することがあります。
自分でトイレの逆流を解決する方法
ここからは、自分で今すぐトイレの逆流を解決する方法をお伝えしていきます。- ラバーカップ
- 重曹を使い異物を溶かして流す
- ぬるま湯を使う
- 真空式パイプクリーナーを使う
- ワイヤーブラシを使う
ラバーカップを使う
トイレの逆流を自分で解決する方法1つ目は、ラバーカップを使って異物を除去することです。ラバーカップとは、文字通り先端がカップ状になった掃除用具で、学校のトイレなどで見かけたことがあるのではないでしょうか。
詰まりを取る具体的な方法を以下にご紹介します。
- 便器内の水を抜いておく(トイレ内が汚れる可能性もあるので、新聞紙などを敷いておく)
- ラバーカップを排水口の中に入れる
- ある程度押し込んだら、一気にラバーカップを引き抜く
- 2~3の動作を何回か繰り返す
ですので、引き抜く際は、一気に行うと取り出しやすくなります。
重曹を使う
重曹とは「重炭酸曹達(ソーダ)」の略です。白色の結晶性粉末で、水に溶けた際に弱いアルカリ性を示します。トイレの逆流を自分で解決する方法2つ目は、重曹と酢を使って異物を溶かします。
トイレ用の洗浄剤があれば、異物や汚れを溶かして流せるのでそちらを活用するのがおすすめです。
しかし、洗浄剤が無い場合は重曹に酢を入れることで、性質が変わり異物を溶かす作用を持つので洗浄剤代わりになります。
- 便器内の水をできる限り取り除き、お湯を入れて温める
- 重曹を4分の1、酢を2分の1の比率で混ぜる
- お湯の入った便器へ流し込む
- 3時間程度、そのまま待機
流し込んだ直後は、まだ溶けていません。
ぬるま湯を使う
トイレの逆流を自分で解決する方法3つ目は、ぬるま湯(40度~60度)を使いトイレットペーパーを溶かしながら流します。トイレットペーパーなど、お湯で溶かしやすいもの限定ですので、おもちゃなどの異物に対して効果は期待できません。
また、80度や90度などの熱湯を便器に流してしまうと、急激な温度変化でヒビや変形の可能性があるので注意が必要です。
真空式パイプクリーナーを使う
真空式パイプクリーナーとは、トイレや台所などの排水がつまった時に使用する洗浄器具で、外形はラバーカップに似ています。使い方としては先端についたゴム製のカップをシンクに押し当て、その状態でハンドルを押すことによって水圧を上昇させていきます。
そしてハンドルを引くことによって、一気に水が引き上げられ、排水口の中に潜む物質を強制的に取り出すことができます。
ワイヤーブラシを使う
ワイヤーブラシとは名前の通り、先端に汚れを落とすためのブラシがついたものを指します。ワイヤーブラシの先端を排水口内に差し込み、その状態で手元のハンドルを回すことによって、内部に蓄積した汚れを除去することができます。
ワイヤーブラシにはステンレンス、アルミ、ナイロンなどさまざまな種類があり、モノによって特徴や用途が変わってきます。
また、中にはトーラーと呼ばれるワイヤーブラシが中に収納された大型の機械も存在します。
ワイヤーを回転させながら排水口の中に挿入することで、内部に溜まったヘドロなどの汚れを粉砕することができます。
業者に依頼する
トイレの逆流を自分で解決する方法をご紹介してきましたが、必ずしも自分で解決できる訳ではありませんし、場合によっては状況を悪化させてしまうこともあります。ですので、どうしても直りそうにないという場合は、水道業者に修理を依頼することをオススメします。
水道業者は水回りのトラブルに関するプロフェッショナルですので、専門知識と経験、そして専用の器具など使い適切な対処を施してくれます。
悪化させてしまってから業者に頼むと、さらに費用が掛かってしまうので、直りそうにない場合は迷わず業者に依頼することが大切です。
異物がトイレの便器から見えない
もし、メガネやペンなど異物を落としたり、ティッシュペーパーを流したりして詰まった場合に、トイレの便器から見えない位置まで入り込んだ時は業者に頼みましょう。便器の入り口付近であれば、ラバーカップなどで取り除くことは可能です。しかし、排水口など便器の奥に入り込んだ場合は、重曹などを用いても流れない場合があります。
プロの専門業者であれば、さまざまな状況や便器の形状に応じて対処法を知っているので、都度適切な方法で異物を取り除くことが可能です。
状況が分からない場合は無理に自分で対処せず、水道業者に頼みましょう。
ラバーカップを使っても逆流が止まらない
ラバーカップを使って、異物を取り除こうとしたが取り除けなかった、もしくは取り除いたけれど逆流が止まらない場合も専門業者に頼みましょう。ラバーカップの使い方を間違えると、かえって便器の奥に押し込んでしまいます。また、異物を取り除いたはずなのに、トイレの逆流が止まらない場合は別の異物がまだ詰まっている可能性があります。
自力では対処が難しいものの無理に作業した結果、悪化させてしまい業者に頼んだ時には作業量も増えて料金が高くなってしまいます。
まとめ
トイレが逆流した際は焦らず慎重にトラブルの解決に務めていくことが大切です。後々になって取り返しのつかない事態にならないよう、日頃から早期対応を心がけておきましょう。
もし色々な方法を試した結果、直りそうにない場合は、すぐに水道業者に依頼しましょう。
水道業者は水回りのトラブルに関するプロですので、依頼すれば直ちにトラブルの対処を行なってくれます。