水道・蛇口

排水管

排水管つまりの原因と解決方法を紹介

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必要な時間は約 7 分です。

トイレやキッチン、浴室などの水回りは放っておくと排水菅がつまりを引き起こしてしまうことがあります。
本記事ではトイレ、キッチン、浴室でつまりが起きる原因と解決方法について詳しく解説していきます。
ぜひ今後の参考にしてみてください。


トイレつまり

まずはトイレつまりの原因と解決方法について詳しく解説していきます。

原因

トイレつまりの原因として挙げられるのは主に以下の3つです。


  • 大量のトイレットペーパー
  • 固形物
  • 嘔吐物や残飯

大量のトイレットペーパー

トイレットペーパーは使用頻度が高く、一度に沢山の量を流していると、排水管つまりの原因となることがあります。

水に溶けやすいから大丈夫と思うかもしれませんが、使用する量があまりにも多いと水に溶けるまで時間がかかってしまい、一度では流しきれなくなってしまいます。
そのため、トイレットペーパーの量が多い場合は一度に全てを流すのではなく、複数回に分けて流すことが大切です。

固形物(携帯、スマホ、財布、ライター等)

これらはポケットから落としてしまったというパターンの多い小物です。
小物の大半はプラスチックや金属で構成されているため、誤まって流してしまうと非常に厄介です。

嘔吐物や残飯

嘔吐物や残飯はまだ完全に消化しきれておらず原型を保っている状態であるため、水に流れにくく排水管を詰まらせる原因になりやすいです。

また、嘔吐物や残飯が厄介なのは油分を多く含んでいる可能性があるという点です。
油は温かいところでは液状を保ちますが、冷たいところだと固まってしまいます。
排水管の中は冷たくなっており、ここに嘔吐物や残飯に含まれた油分が流れると排水管に油分が固まって水の通りを悪くしてしまうことがあります。

解決方法

トイレつまりの解決方法としては以下の通りです。


  • ラバーカップを使う
  • 真空式パイプクリーナーを使う

ラバーカップを使う

ラバーカップとは柄の先端に半円形のゴムがついた洗浄用器具のことです。
ラバーカップをトイレの排水口部分に密着させて真空状態を作った後、柄をグイッと引っ張ることで吸引力が生み出されます。
その吸引力によって排水口内の水が吸い出され、排水口の中に溜まった汚れを取り除くことができるというわけです。

真空式パイプクリーナーを使う

ラバーカップを使っても直らない場合は真空式パイプクリーナーの出番です。
真空式パイプクリーナーとはラバーカップの柄の部分がポンプになったもののことです。
ポンプについたハンドルを押したり引いたりすることで、簡単に吸引力や水圧を生み出すことができます。
ラバーカップよりも簡単に強い吸引力を生み出すことができるので、高い効果が期待できます。

台所つまり

次に台所つまりの原因と解決方法を紹介していきます。

原因

台所つまりの原因としては、主に以下の2つが主に挙げられます。


  • 油汚れ
  • 食材のカスや食べ残し

油汚れ

台所の排水管がつまってしまう原因の多くは、排水管内に蓄積した油汚れと言われています。
もちろんご家庭によっては台所の排水管に直接油を流さないよう注意したり、料理をした後は皿の油を拭き取ってから洗い物をしている方もいると思います。

しかし毎回綺麗にしているつもりでも油汚れは本人の見えないところに残っており、食事を終えた後の皿はもちろん、フライパンや鍋にも油は残っています。
それらを日々洗っていくと排水管の中に少しずつ油が溜まっていき、やがては水の流れを妨げるほどに増大してしまいます。

食材のカスや食べ残し

調理後の食材のカスや食べ残しも台所の排水管を詰まらせる原因になりやすいです。
台所を普段から利用していると、ニンジンやジャガイモなどの皮、ピーマンのヘタ、お肉の不要な部分など、本来であればゴミ箱に捨てるはずのものが排水口の中に流れていきます。

中には「少しくらい流しても問題ないだろう」と思う方もいるかもしれませんが、その少しが何度も積み重なると排水口内が食材のカスで埋め尽くされ、水が流れなくなってしまう可能性があります。

解決方法

台所つまりの解決方法としては以下の通りです。


  • 真空式パイプクリーナーを使う
  • ワイヤーブラシを使う

真空式パイプクリーナーを使う

台所つまりを解決する方法の1つとして、真空式パイプクリーナーが挙げられます。
先ほども言ったように、真空式パイプクリーナーとはラバーカップの柄の部分がポンプになったもののことです。
真空式パイプクリーナーの吸盤部分を排水口に密着させて真空状態を作り、ハンドルを押したり引いたりすることで内部に溜まった油汚れや食材を吸引することができます。

ワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシとはその名の通り、ワイヤーの先端に汚れを落とすためのブラシがついたもののことです。
ワイヤーの先端のヘッド部分はらせん状となっており、ここを排水口内に差し込んだ後ワイヤーを回転させることで、内部に溜まった汚れを削り落とすことができます。

浴室つまり

最後に浴室つまりの原因と解決方法を紹介していきます。

原因

浴室つまりの主な原因としては以下の3つが挙げられます。


  • 固形物(アクセサリーやボトルのキャップ)
  • 石鹸カス
  • 皮脂

固形物(アクセサリーやボトルのキャップ)

風呂場でつまりやすい固形物といえば、アクセサリーやシャンプーボトルのキャップなどが挙げられます。
また、剃刀の刃や入浴剤の袋、詰め替え用のパックを切り取った部分なども排水口を詰まらせる原因になりやすいです。
このような固形物を排水口に詰まらせてしまった場合は、気づいた段階で早急に回収するようにしてください。
その時は問題なく水が流れていても、後々に深刻なつまりの原因になってしまう可能性があります。

石鹸カス

石鹸カスやシャンプー、ボディソープに由来する汚れも詰まりの原因になりやすいです。
排水口などにこれらの汚れが溜まると髪の毛などに絡みついて、つまりが徐々に進行していく恐れがあります。
上記の汚れはアルカリ性のものですので、酸性のパイプ用洗浄剤を使用することで多くの場合は解決できます。
また、ご家庭にあるもので対処したい場合は、お酢を流すことでアルカリ性の汚れを分解できる可能性があります。

皮脂

体から出る皮脂などの汚れも浴室を詰まらせる原因になりやすいです。
1回の入浴では気にならないですが、石鹸カスと同じように毎日入浴すると、少しずつ溜まっていって詰まりの原因となることがあります。

解決方法

浴室つまりの解決方法は以下の通りです。


  • パイプクリーナー(排水管洗浄剤)を使う
  • ラバーカップを使う

パイプクリーナー(排水管洗浄剤)を使う

浴室つまりの解消方法の1つ目にパイプクリーナーを使うことが挙げられます。
パイプクリーナーにはカビ退治に使う塩素系漂白剤が含まれており、雑菌によるぬるぬるした汚れやアルカリ性の汚れを効果的に分解することができます。

ラバーカップを使う

2つ目の方法にラバーカップを使うことが挙げられます。
ラバーカップの吸盤部分を浴室の排水口に密着させて排水口側に蓋をした状態を作り、その状態を保って押したり引いたりすることで内部に溜まった髪の毛などの汚れを吸引することができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
トイレやキッチン、浴室などの排水口は、放置しているとすぐに詰まりを引き起こしてしまう可能性があります。
そのため日頃から定期的にメンテナンスをして綺麗な状態を保つことが大切です。
もし今後トラブルが起きた際は、是非ここで解説したつまりの解消方法を参考に、自力で解消してみてください。
自分1人で解決できそうにない場合はプロの業者に相談するといいでしょう。





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